リサイクルの現状報告レポートNo.001
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自動車リサイクル法

2002年に成立した自動車リサイクル法はメーカーに自動車の再資源化を義務付ける法律です。そのために、新車を購入するときに、約2万円ほど取られます。この法律の目的は、もちろん、車という大きなゴミを減らそうということですが、みなさんは廃車もリサイクルするってどうするかわかりますか?中古トラックをリサイクルすることと同意義です。またこのような場合廃車無料相談にまずご相談下さい。

使用済みの自動車、いわゆる廃車や事故者などはもう買い取り手がありません。特に事故者などは嫌われます。そこで、自動車リサイクルが活躍するのです。まず、事故車を治して、知らん顔して売る・・・なんて事はしませんが、中身を売るのです。

事故車にも付いているラジオやマフラー、エンジンやミッション、ドライブシャフトなど使える部分を細かく分け、安く売ることや、まだ、使える部品と取り替えるなどを行います(部品と取り替える際は、所有者の許可をもらいます。事故車などは事故を起こした分、安いですが嫌な人もいるためでしょう)。これらのように、再資源として生かし、使える部品をリサイクルパーツと呼び、リサイクルしたということをわかるようにシールを貼ることもあるそうです。

リサイクルパーツは使用済みの車両から再利用可能な部品を規定に基づいて、部品を取り外した後

1、美化・品質チェック  取り外した部品は点検・チェック後洗浄し、1つひとつ、厳正な機能チェックをします。
2、検査          管理検査に合格した部品のみが倉庫に保管され、保管・管理されます。
3、登録          1つひとつ、品質・程度をチェックし 検査データ詳細を記入します。
4、受注          問い合せの部品を記入した中から適当な物を探す。
5、梱包・発送       注文された部品を梱包し発送する。

このような、流れでリサイクルされているようです。ただし、これはある会社の一例です。会社によっては問い合わせがパソコンだったり、品質チェックの項目が違っていたりするでしょう。しかし、主な流れはこのようになっているそうです。

廃車は引き取り御者が引き取り、フロンガス回収業者へ行き、フロンの回収を行った後、解体業者が解体して、再利用できる部品を回収し、最後に破砕されます。今回の上で紹介したのは、解体業者のところです。

今はこの法律のため、リサイクル料金が少ないとか、解体を安く引き受けるなど、新たな業者やサービスが増えてきているようです。しかし、この法律の目的は、廃車や事故者をゴミという形にする前に、車の部品をリサイクルして、ゴミを減らそうというのが目的です。しかし、業者の目的は当たり前ですが、利益を得ることです。その辺りの目的の違いのために、リサイクルという観念が抜け落ちてしまわないかと少し心配です。

最もいいのは壊れない自動車を作ることです。今の車は壊れる時期というのまで計算して作られていると聞いたことがあります。その理由は、会社側が新しく自動車を買ってくれないと利益が出ないからです。これは、仕方のないことですが、せめて壊れる時期を延ばしたり、傷を修復することに力を入れて取り組んでみてはどうかなと思います。つまり、作ることも大切ですが、直すことも商売として取り入れれば何とか今のままの利益を維持できないか、ということです。

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Last update:2019/1/24

 
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